本の処方箋。今回は
小さい時、それこそ幼稚園の時に「どろんこハリー」の絵本が好きだった小学生に贈る本!
についてです。
◆目次◆
1.「どろんこハリー」の絵本は全3冊
「ハリーは、くろいぶちのある しろいいぬです。」
ではじまる「どろんこハリー」。
温かい雰囲気のイラストとともに子どもに人気のある絵本の1つですが、この「どろんこハリー」の絵本は全部で3冊あります。
「どろんこハリー」
シリーズ1作目の本ですね!いたずら好きのハリーが、嫌いなお風呂に入りたくなくて家から逃げ出し、泥だらけになるのですが・・・
という、最後がクスッと笑ってしまう内容の絵本です。
「ハリーのセータ」
シリーズ2作目の絵本。おばあちゃんからお誕生日プレゼントでもらったセーターが好きになれなくて、なんとか着ないで済む様に色々やってみるのですが・・・
好きになれないセータが別のところで大活躍し、クリスマスの時に「ハリー、良かったね」と感じるお話です。
「うみべのハリー」
シリーズ3作目。夏の暑い時期に皆で海に出かけたハリー。暑さをしのごうとした結果、色々な騒動が起きてしまいます。このお話も最後、「ハリー、良かったね!」で終わるお話となっています。
2.小学生向け「ハリーとうたうおとなりさん」
全3冊ある「ハリー」の絵本。この絵本の続きとして、出版されている本はこちらです!
以前おすすめした「こころのほんばこ」シリーズの中の1冊です!
3.絵本との違い
この小学生向け「ハリーとうたうおとなりさん」は、今までの絵本のシリーズと何が違うのか。
違いは3つ!
★本の厚みが約2倍
絵本は28ページで構成されていますが、この小学生向けの本は全部で60ページあります。
厚み自体が約2倍になり、本のサイズも絵本の約半分になりました。
★1ページに載っている文章が長い
絵本の時は絵の下に文章が1文だけ載っているページもありましたが、小学生向け「ハリー」本は、1ページに載っている文章自体も長く、文章も数文あります。
★縦書き表示
絵本の時は左開きで横書き表示でしたが、小学生向けは右開きで縦書き表示になっています。
4. 一人読みの導入に是非!
本から本への移行期に、この「ハリーとうたうおとなりさん」は長さも本の構成もピッタリです!
図書館では絵本の棚のところにこの「ハリーとうたうおとなりさん」は並んでいないので、「ハリーに続きがあるなんて知らなかった!」という方が多いのではないでしょうか?
是非、幼稚園から小学生に上がる際の一人読み用の本として、お子さんに教えてあげてくださいね!
幼稚園の頃に「ハリー」が好きだったお子さんは、更に本を好きになるキッカケとして特にオススメです!
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