幼稚園から小学校に上がる時に起こる、あまり知られていない問題点

現在年長さんのお子さんをお持ちの方は、今度の4月からいよいよお子さんは小学生ですね!
幼稚園から小学生に上がった時に、起こる問題として、あまり知られていないのですが…
だんだんと本を読まなくなる!
がありますガーン
 ある日いきなり気づくのです。
そう言えば、幼稚園の時はよく本を読んでいたのに、最近読んでいる姿を見かけないなぁ
小学校に上がると、学校から宿題も出て、お稽古も増えたりして、環境の変化があります。幼稚園の時はいつもやっていた送迎も親はしなくてよくなり、幼稚園の時ほど、子どもの様子を細かくみる機会が減っていきます。
今の小学校は「朝読」がある学校も多いので、何かしら読書をしている様子は感じられるのですが、かといって、家では以前ほど読んでいる様子が見られない…
そうこうしているうちに夏になり、読書感想文を書く必要になった時、「あれ? そういえば…」になります。
ただこれも、気づかない人は気づかないで過ぎていき、お子さんが中学受験をする段階になり、普段やっている学校の勉強より数段難しい国語の問題を解く時に、
問題が解けない→国語力がない→読書を殆どやっていない
と、やっと気付きます。
このように幼稚園から小学生に上がる環境の変化も大きいのですが、読む本自体にも変化があります。
丁度この時期は、幼稚園の時によく目にしていた「絵本」から、絵があまりなく、漢字が多くなる「」に移行していくのですが、この「本」選びの段階でうまくやらないと、お子さんはだんだん本から離れていってしまいます。
本には「推奨学年」の記載がある本も多いのですが、たくさん陳列してある本の中でどれがその本なのか、お子さん自身に選ばせるのは困難を伴います。
表紙やタイトルで「面白そう!」と選ぶのですが、実際に文章を読んでみると、ふりがなが振ってある漢字が少なかったり、挿絵が思った以上に少なかったりして、どんどん本への興味を失い、だんだん本から遠ざかっていきます。
この状況を親はあまり気づきません
小学校が始まってからだと、色々と慌ただしいので、この2月、3月のうちに、幼稚園の読書スタイルから小学生の読書スタイルにうまく移行出来るように、フォローしてあげて下さいね!

あなたのお子さんが本好きになりますように合格