読書嫌いな子を応援する!本の紹介シリーズ第10弾!
夢中になって読む子が多い
「ネコのタクシー」
のご紹介です!
「ネコのタクシー」
のら猫のトムはついに、飼い猫になりました。が、ある日、飼い主のランスさんが大怪我をしてしまい、トムが代わって稼ぎに出ることに。仕事は、自慢の足をつかったネコのタクシー。運賃は一ポンド。タクシーは、たちまち町の評判になりました。ケーキを運び、救急車になり、泥棒を追いかけ、トムのタクシーは大忙しです! ネコ専門の獣医さんが書いたほのぼのとしたお話です。ユーモラスな挿絵の、ネコの魅力いっぱいの幼年童話。(福音館書店HPより)
この本は、是非ペットを飼う前に読んで頂きたい本です。小学5年生の男の子が主人公の物語ですが、安易な気持ちでペットを飼うことに警鐘を鳴らしている内容になっています。
表紙は子どもが手にとりやすい体裁となっていますが、あまり本が好きでない子は、この本の厚みで読むのを躊躇してしまうかもしれません。
ですが、読み始めれば主人公が自分の年齢に近いこともあり、感情移入がしやすくどんどん読み進められるます。
まずこの本を読んで見ようかな、と感じてもらえるように、私の方でこの本の動画を作成しました。
◆「ネコのタクシー」に興味がわく動画
この動画は、お子さんに直接見てもらい、「この本を読んで見ようかな?」と思ってもらうために作成しました。本のあらすじはほとんど解説しておりません。この動画を見たからといって本を読まなくて良いにはならないよう作っています。この動画を見ることで、この本を読んで見よう!と思うお子さんが一人でも増えることを願っています。
◆読書シート
またこの本を最後まで読み切れるよう、また読んだ内容をより理解するように「ネコのタクシー」に関して、質問を並べたワークシートも用意しました。
ネコのタクシー ワークシート
本を読む前にこのワークシートをお子さんに渡して頂いて、先にこの質問を読んでから読書をするように伝えてみてください。ただ漠然と読み始めるより、本の内容に興味を持って読むことが出来ます。
通常は、読むことを優先するためワークシートの答えは用意しないのですが、この本は質問の答えを探しながら最後まで読んでもらいたいために、答えをワークシートの2枚目に付けています。ただし、答えが書かれている場所のページナンバーだけの記載としておりますので、「この質問の答えはどこ?」とお子さんが聞いてきた場合、「〇ページに載っているよ。よく読んでごらん」と伝えてください。
読書がある生活はお子さんの人生を豊かにします。
本があまり好きではないお子さんも、今回の読書感想文の読書をきっかけに、少しでも本が好きになり、読書を楽しめるようになってくれることを切に願います。