読書嫌いな子を応援する!お子さんが「自分で読む」本の紹介シリーズ第9弾!
今回は、少し前に出版された本ですが、
「しっぽ!」
のご紹介です!
「しっぽ!」
ある日、おきてみると、おしりのあたりがもぞもぞする。ふりかえってみると、え! しっぽがはえちゃった!! どうしてだろう。ほかの人には見えないみたい。やだなあ、とおもいながら学校にむかうと、あれ? ほかの人にも……。(学研出版サイトより)
この本は、光村図書の小学二年生の教科書「この本、読もう!」に紹介されていた本です。私自身は、教科書で見るまで、この本のことを知りませんでした。読んで見ると、子どもが好きそうな設定で読みやすいので、オススメ本として紹介させて頂きます。
対象は小学2年生ぐらいです。
この本を読むことで、しっぽが生えてきてた原因をつきとめる考え方、また喧嘩をしたお友達にきちんと謝ることでしっぽがなくなるという道徳的内容も含まれていて、お子さんが色々学べる本となっています。
だからといって、「この本を読みなさい」だと、強制されることへの抵抗感からお子さんが読まない可能性が高いので、お子さんが読んでみようかな、と感じてもらえるように、私の方でこの本の動画を作成しました。
◆「しっぽ!」に興味がわく動画
この動画は、お子さんに直接見てもらい、「この本を読んで見ようかな?」と思ってもらうために作成しました。本のあらすじはほとんど解説しておりません。この動画を見たからといって本を読まなくて良いにはならないよう作っています。この動画を見ることで、この本を読んで見よう!と思うお子さんが一人でも増えることを願っています。
この本は内容が深い本ではありますが、表面的にしか物事をとらえられないお子さんの場合は、感想が「しっぽ生えたけど、無くなって良かったね」で終わる可能性があります。
内容を深く読み取れるかどうかは、お子さんが主体的に本を読んでいるかとか、読書体験の量にもよるところがあるので、お子さんが夢中になって読む本に出合うまで、色々な本を読むチャンスを作ることが、ご家庭で大切かな、と感じます。
読書がある生活はお子さんの人生を豊かにします。
本があまり好きではないお子さんも、今回の読書感想文の読書をきっかけに、少しでも本が好きになり、読書を楽しめるようになってくれることを切に願います。