夜に口笛を吹いたら何が来る?「夜にくちぶえふいたらなら」

読書嫌いな子を応援する!本の紹介シリーズ第8弾!

今回は、少し前に出版された本ですが、

「夜にくちぶえふいたなら」

のご紹介です!

夜にくちぶえふいたなら

明日は遠足。なかなか眠れないミツオとノンコが、怪しい物音にカーテンを開けると、ふろしきを背負った猫がいました。猫のネコマサとノンコの、楽しい一夜の物語。(MARCデータベースより)

この本は以前ご紹介した「ちゃめひめさまとペピーノおうじ」の著者でもある「たかどのほうこ」さんが書かれた本です。
小学校低学年向けの本です。

口笛が吹けるようになると、子どもは夜も吹いてしまうのですが、「夜に口笛を吹いてはいけない」という言い伝えで、我が家もそうですが、お家で吹かないように注意するご家庭も多いかと思います。
この本の主人公の兄弟も、そう注意されているのですが、ついつい吹いてしまい・・・という内容で進んでいきます。

主人公が小学生であること、なかなか寝付けない夜での珍客とのやり取り。
子どもが読みやすい設定と内容になっています。

1998年度に出版された本で、Amazonでも新本では手に入れられない本ですが、是非図書館で借りて頂ければと思います。

まずこの本を読んで見ようかな、とお子さんが感じてもらえるように、私の方でこの本の動画を作成しました。

 

◆「夜にくちぶえふいたなら」に興味がわく動画

この動画は、お子さんに直接見てもらい、「この本を読んで見ようかな?」と思ってもらうために作成しました。本のあらすじはほとんど解説しておりません。この動画を見たからといって本を読まなくて良いにはならないよう作っています。この動画を見ることで、この本を読んで見よう!と思うお子さんが一人でも増えることを願っています。

唐草模様の風呂敷が「泥棒」を意味するものだと理解してもらうために、この動画では、表紙にその部分がわざと見えないようにしています。こういった風呂敷からも、日本文化を学んでもらえればと思います。

読書がある生活はお子さんの人生を豊かにします。
本があまり好きではないお子さんも、今回の読書感想文の読書をきっかけに、少しでも本が好きになり、読書を楽しめるようになってくれることを切に願います。