本の処方箋。今回は、なんと
経済の仕組みが分かりやすく学べる絵本
のご紹介です!
◆目次◆
1.算数で苦戦する子が多い「売買損益」の問題
私は個別指導の塾もやっていて、そちらで小学生に算数を教える事も多いのですが、速さが分からない、展開図から立体に出来ない、立体の切断面がわからない等、だいたいどの子もひっかかる箇所が同じものが多い中で一番生徒さんが理解が出来なくて、教えるのに苦労するのは、
売買損益
に関する問題です!(授業で苦戦している様子を書いたブログはコチラ)
利益というものがそもそも何であるのかが分からない小学生多数。
幼稚園の時にお店屋さんごっこをしているところも多いと思いますが、あのやり方だとただやり取りをしているだけで、経済的概念はつきづらいかと・・・
塾なので売買損益が一体何なのかよく分からなくても、点数を取らせるテクニックはありますが、でもそんな事をやり続けても本人の身になる勉強にはならずこの範囲を教える時はいつも葛藤をしています。
2.経済の仕組みを分かりやすく説明してある絵本!
今回ご紹介する五味太郎さんが書いた「もりにいちばができる」は、誰かに自分が持っているもの、自分が得意な事をして手に入れたものを他の人と交換しているうちに、だんだんそれが商売として発展していく様子が分かりやすく描かれています。
最初に読んだときに、
「そう!商売ってこうやって大きくなっていくよね!」
と膝を打ちました。
そうか、個別指導で教えるときも、こうやって発展していくところから教えれば分かりやすいよね、と感じました。というより、売買損益を教える前にはこの絵本を生徒さんに読んでもらいます!
3.絵本を使って幼少時から概念を理解する
絵本の良さは子どもが手を取りやすく、言葉と絵でイメージがしやすい点です。
本当は実際に自分が作ったものを売り買いする体験があると、一発で理解出来るようになるのですが、今の幼少期の教育プログラムではお金に関することをあまり教わりません。
しいて言えば、お家の方がサポートしながら、フリーマーケットやメルカリを使って実際に物を売る体験をすると良いかと思いますが、それをするにしても、まずこの絵本を先に読むことで、経済の仕組みはこうなんだな、と理解しやすくなると感じます。
4.まとめ
お子さんに小さいうちから、経済の仕組みを学んでもらうには、導入に絵本がとてもオススメで、その絵本としてこの
を使われることをオススメします!
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