子どもに日本の文化を教える際のオススメ本!

本の処方箋。今日の本は、

子どもに日本の文化を教えるオススメの1冊

です。

目次


1.オススメ本はコレ!

2.なぜこの本がオススメなのか

3.この本を使ってどうやって子どもに教えるか

4.日本の文化、行事を楽しみましょう!


1.オススメ本はコレ!

子どもに日本の文化を教えるオススメ本は、コレです!

行事とあそびのえほん」です!

のら書店という、子どもの本を数多く出版している出版社から出ています。
この絵本は、第55回産経児童出版文化賞、ニッポン放送賞を受賞をしています。

 

2.なぜこの本がオススメなのか

まず、1年間の日本の行事が全て載っています。
1月から順番に紹介されているので、行事の事を探しやすいです。

そして、各行事にまつわるものが分かりやすいイラストとともに、かなり詳しく説明されています。

例えば「節分」に関しても、節分の説明とともに、「福豆」、「豆の食べ方」、「やいかがし」、そして「鬼の面の作り方」まで載っている充実振りです!

著作権の関係この本がどれだけわかりやすく説明しているのか、ここではご紹介できないのですが、のら書店さんのHPで紙面の様子が確認できますので、実際の様子をお知りになりたい方は、こちらからご覧ください。

のら書店「子どもと楽しむ行事のえほん」⇒http://www.norashoten.co.jp/books/post-37.html

そして、この本の最大の魅力でもあるのですが、各行事ごとに、子どもとどうやって遊ぶのかの説明がついているのです!

ひな祭りの時はお雛様の作り方が、紙粘土、石、花、土だんご、のなんと4パターンで作る方法が載っています。色々な表現方法があると子どもが知れば、本で紹介されていないそのお子さん独自のお雛様を作ることでしょう!

3.この本を使ってどうやって子どもに教えるか

イラストで詳しく説明されていますので、お子さんと一緒に読むと良いと思います!
説明の文章の漢字も、全ての漢字ではありませんが、難しい漢字にはフリガナを振ってありますので、小学3、4年生ぐらいだと自分でも読めるかな、とは感じます。

絵本ですので、読み聞かせのようにしても良いですね!

ただ、誘導にはコツがあります。

例えば、節分の場合、豆まきをお家でやるとき、

「どうして節分ってやるんだろうね?一緒に調べてみようか!」

といって、この本を一緒に読むとか、

「鬼は外!福はうち!」

とやった後に、

「どうして『鬼は外!福はうち!』と言うんだろうね?ちょっと本を読んでみようか?」

と言葉がけをして本を開くと良いです。

4.日本の文化、行事を楽しみましょう!

日本は四季があり、各季節ごとにその季節を楽しむ文化があります。

6月は「雨がすきな虫、花」が紹介されていて、なんとあじさいの挿し木の方法の説明がついています。

商業的な行事ではなく、この四季自体を子どもと一緒にどうやって楽しむのか、そのヒントがこの本には沢山紹介されていますので、是非この本を使って、お子さんと日本の文化を楽しんでくださいね!