「だるま」の目はどちらから塗るのか? 国語の先生が教える朝日小学生新聞活用法!

お子さんに朝日小学生新聞を取っている方向けに、具体的な活用法をお伝えする「朝日小学生新聞活用法!」  主に、新聞を取っているのに読もうとしないお子さん向けに、言葉がけすることで、新聞を読むきっかけを作り、更に「考える」力を育む方法をお伝えしています。

今日は1月15日付紙面から。

今日の第3面は、「だるま」について。だるまでのお願いの仕方と、その歴史について説明されています。

お正月に初詣に行くと、お守りと一緒にだるまも売られていることが多いので、今日はこの「だるま」の紙面を使って、お子さんに言葉がけをしてみましょう!

あなた:「お正月に神社でだるまを売っていたのを、〇〇ちゃん(※お子さんのお名前)、覚えている?」

お子さん:「だるま? 売ってたっけ?」

あなた:「今日の〇〇ちゃんの新聞(※朝日小学生新聞のことを、お子さんのお名前をつけた新聞名に変えてください)に、今日、だるまの記事がのってない?」

お子さん:「あっつ、ホントだ!見たことある!」

あなた:「だるまって、何のためにあるんだっけ?ママ、度忘れしちゃって。そこに書いてない?」(※だるまが何のために使うのか知っていても、ここは「忘れた」ふりをしてください)

お子さん:「ちょっと待って。あっつ、縁起物って書いてあるよ。願いが叶うんだって。」

あなた:「だるまって、どっちの目を描いて願いごとをするの?」

お子さん:「左目からなんだって。右目は願いが叶ってから」

あなた:「1年以上先のお願い事の時はどうするの?」

お子さん:「両目描くみたいだよ」

あなた:「そうなんだ。ママ、だるまの目の入れ方がよく知らなかったから、とても参考になったよ!ありがとう!」

という感じでお話してみてください。

「この新聞記事を音読して」よりは、上記のやり方のように、「ママに教えて」の方が、お子さんが積極的に記事を読みます。

今日は、この他にもインターネットの情報が全て正しいものではないことを、漫画で教えていますので、是非今日の紙面も楽しんでください。