お子さんに朝日小学生新聞を取っている方向けに、具体的な活用法をお伝えする「朝日小学生新聞活用法!」
今日は1月13日付紙面から。
今日は日曜日ですので、「天声こども語」が第1面に掲載されています。
この「天声こども語」は、毎週水曜日と日曜日に掲載されていて、大学入試にもよく出題される「天声人語」のこども版コラムとなります。603文字の天声人語より短い374字で書かれています。
それでは今日はこの「天声こども語」を使って活用してみましょう!
1.まずは「音読」!
新聞を取り始めたばかりだったり、お子さんがそれほど熱心にまだ新聞を読んでいない場合は、この「音読」から初めてみてください。
★「音読」のコツ!
(重要ポイント)お子さんに無理強いさせない!
「音読をしてみましょう」とオススメしておいて矛盾するようなコツですが(苦笑、 「音読が良いから」と言って、「音読してね」と声がけしても、お子さんが嫌がるようでしたら、無理強いしてはいけません。少しでも嫌がったら、「じゃぁ、次回お願いね」と言って、今日のところはひいてください。今日音読しなかったからと言って、国語力に多大なる影響が出るわけではありません。無理やりやらせることで、お子さんが新聞自体を読まなくなるデメリットの方が大きいです。大丈夫です、こちらから声がけしなくても必ず自分から読む日が来ますので、その日を信じて無理やりさせないようにお願いします。
(具体的な誘導の仕方)
<状況づくり>家事をしているときに声がけをする
あなた:「今日の〇〇ちゃんの新聞(※注1)に、「天声こども語」が載っていると思うんだけど、ママ、何が書かれているのか気になるから、それをママに読んでくれない?」
(注1:朝日小学生新聞は、お子さん用の新聞だと意識してもらうため、お子さんの名前をつけた新聞名に言い換えてください)
もし、こう言葉がけして、「え~、なんで~。」とお子さんが言ったら、更に次のように言葉がけをします。
あなた:「ママ、天声こども語の記事を読みたいんだけど、今ちょっとお食事作っていて(orお洗濯物を畳んでいて)手が話せないから、〇〇ちゃんが読んでくれると、助かるんだけど」
ここまで言っても、「え~、やだ~」と言っているようでしたら、
あなた:「じゃぁ、また今度お願いね」
と言って、すぐに引いてください。
今回、お子さんが読んでくれなくても、また16 日にチャンスが来ます!その時にまた今回のようにお願いしてみてください。
★音読はスラスラやれます!というお子さんには。。。
2.書き写しに挑戦!
新聞を読むのにも慣れていて、音読はスラスラやれます、というお子さんには、次のステップとして、
「書き写し」
に挑戦してみてください。
書き写しには、朝小活用ノートがオススメです!
具体的なノートの紙面は上記のリンク先をご覧頂くとして、私がこの朝小活用ノートをオススメするのは、
・ノートに直接紙面を貼り付けられる
・マス目が付いているノートに、文字数ピッタリで写すことが出来る
・お値段が安い(1冊税込み216円)
からです。小学生ぐらいの子どもは、「切り取って貼り付ける」という作業が好きな子が多く、ノートに貼り付けていくことで達成感が出て、継続しやすいです。
ただ、このノートを使われる際、上記リンクページに書かれていることをすべてやる必要はありません。タイトルつけさせたり、書き写し時間を計ったり、タイトルつけさせたり・・・という作業はまずはしなくて良いです。初めて書き写しに挑戦しようとするお子さんに、あれもこれもやらせてはいけません。
紙面を貼り付けて、それをそのまま写せるようになる!
がキチンと出来るようになることを重要視してください。意外にキチンと書き写せていないものです。私の経験上、
・漢字間違い
・助詞を抜かす
の2つが、書き写しが出来ていない筆頭2つになります。
もし書き写しがキチンと出来ていなくても、書き写しを始めてからから10回目ぐらいまでは、間違いを指摘しないで、ひたすら
「もう書き写せたの!すごいじゃない!」
と褒めて、「書き写し」が継続するように言葉がけをしていきましょう。
今はまだ間違えていたとしても、10回書き写しているうちに、間違えなくなってきますので。
なお、この「朝小活用ノート」は、本屋さんでは販売されておらず、朝日新聞販売所か、朝日新聞社フリーコール(TEL:0120-415843)にて購入が可能です。
(オマケ)
今日の我が子(小4)の面白かった記事ですが、「パパモッコ」だったそうです。
「先生が子どもの気持ちをわかってくれないし、子どもも先生の気持ちをわからない点」が面白かったようでした。