自由研究のような感想文が書けます「そうだったのか!しゅんかん図鑑」:小3 小4 読書感想文課題図書

読書嫌いな子を応援する!本の紹介シリーズ第5弾!

今回は、2019年度小学3年生、4年生の読書感想文課題図書になっている

「そうだったのか!しゅんかん図鑑」

のご紹介です!

そうだったのか!しゅんかん図鑑

肉眼で見えぬ瞬間を切り「撮った」写真絵本

ふだん何気なく見ているものを、
その瞬間でストップ!
撮影してみました。

<内容>
◆わる!消える!(シャボン玉を指でわる 自然に消えるシャボン玉)
◆これはなに?なんだろう?(シャワーの水・じょうろの水 じゃ口からたれる水)
◆消える!点く!(ろうそくの炎が消えるとき 点火ぼうの点火の瞬間)
◆わる!はじける!(たまごをわると ポップコーンがはじめる瞬間)
◆これはなに?なんだろう?(ミルククラウン・オレンジクラウン 水入り風船がわれるとき・風船がわれるとき)
◆こぼれる!しずむ!(コップの水がこぼれる トマトが水にしずむ)
◆ぶくぶく ふく!沸かす!(ストローでふいたときの泡 沸騰の泡)
◆つぶれる!投げても!打っても!(ドッジボールをゆかに投げつける テニスボールをラケットで打つ)
◆火花がちる! 煙が上がる!(せんこう花火の火花 蚊とり線香の煙)

驚き連続の写真絵本です。
めくるとページが2倍になる造本で、より驚き度もアップ!

きっと自然科学への興味が湧いてきます。 (小学館 内容紹介より)

今年の小学3年生、4年生の課題図書は、「ハチごはん」もそうですがなかなか面白い本が選ばれていて、この本も小説ではなく、写真絵本です。

本を読むのがあまり好きでない子には、取り掛かりやすい本だと思います。

ただ、一般的な読書感想文のように書こうとすると難しい本ではあるので、お子さんがこの本を読んで読書感想文が書きやすいように、この本に興味がわくようになる動画と、ワークシートを用意しました!

 

◆「そうだったのか!しゅんかん図鑑」に興味がわく動画

この動画は、お子さんに直接見てもらい、「この本を読んで見ようかな?」と思ってもらうために作成しました。本のあらすじはほとんど解説しておりません。この動画を見たからといって本を読まなくて良いにはならないよう作っています。この動画を見ることで、この本を読んで見よう!と思うお子さんが一人でも増えることを願っています。

 

◆読書シート

読書をするにあたって、この本にはどんなことが書いてあるのだろう?と質問を持つと、読み進められることが多いです。そこでこの「そうだったのか!しゅんかん図鑑」を読むにあたって、お子さんが興味を持つように質問を並べたワークシートを作成しました。

このワークシートを本を読む前にお子さんに渡して頂いて、先にこの質問を読んでから読書をするように伝えてみてください。ただ漠然と読み始めるより、本の内容に興味を持って読むことが出来ます。

なお、読むことを優先するためこの質問に対する答えは用意しておりません。答えを用意すると、その質問に対してお子さんが出した答えが合っている、合っていないに捕らわれてしまい、本来の目的である「読書を楽しむ」から離れていってしまうからです。質問に対してお子さんそれぞれの答えが出ていれば、それで充分だと私は思います。

◆読書感想文アドバイス

この本の読書感想文を書く際、一般的な読書感想文のように「感想」に力を書くと書きづらいと感じます。
「シャボン玉が〇〇から割れるとは思いませんでした。シャワーの水があんな風に落ちているとは知りませんでした」的な内容の羅列になってしまいかねません。

そこで、

「ドッジボールが床に当たったときに、当たった場所だけへこむのだと知りました。そこで、僕はサッカーボールだとどうなるんだろうと思い、調べてみました。」

と、本の内容から自分が興味を持ったものを調べる、観察する、のように発展して書くと書きやすいと思います。読書感想文というより、自由研究に近いかと思います。

上記の読書シートは、質問に答えていくと読書感想文が書ける構成となっていますので、是非ご活用頂ければと思います。

 

読書がある生活はお子さんの人生を豊かにします。
本があまり好きではないお子さんも、今回の読書感想文の読書をきっかけに、少しでも本が好きになり、読書を楽しめるようになってくれることを切に願います。

 

◆◆◆お知らせ◆◆◆
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「本を読むところから」の講座と、「本は読んだけれど感想文を書くのが苦手なお子さん向け」講座の2つをご用意しています。
お子さんに読書感想文が書ける夏を過ごしてもらいたい方は是非♪
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