読書嫌いな子を応援する!本の紹介シリーズ第1弾!
今回は、2019年度小学3年生、4年生の読書感想文課題図書になっている
「ハチごはん」
のご紹介です!
「季節のごちそう ハチごはん」
岐阜県の郷土料理のひとつに、「ヘボの甘露煮」というものがあります。「ヘボ」とはこの地方の呼び名で、クロスズメバチという種類のハチです。ハチを食べると聞くとおどろくかもしれませんが、むかしから、日本各地や世界中で、虫は食べられてきました。日本の一部の地域では、今も、季節のごちそうとして虫を食べているのです。いったい、どんなふうに虫を食べているのでしょうか。(ほるぷ社 内容紹介より)
読書感想文を書く際のネックとして、
子どもが本を最後まで読み終わらない
がありますが、この本は他の課題図書の本に比べて、写真が多く薄く読みやすい本なので、本が苦手なお子さんでもきっと最後まで読めるでしょう!
またこの本は、「ハチを食べる」がテーマの本ですので、「食べることが好きなお子さん」や、「食べ物に興味があるお子さん」にとって、最後まで楽しく読める本となっています。
一方、保護者で
・日本の伝統的食文化をお子さんに知ってもらいたい
・「お子さんに人と自然が1つになるとはどういうことか」を知ってもらいたい
と思われる方には、是非この「ハチごはん」をお子さんにオススメしてください。
とはお伝えしましたが、よくあるご相談として
「子どもに薦めたいけれど、『面白い本だから読んだら』と言っても、なかなか読んでくれなくて・・・」
がありますので、私の方で、お子さんの読みたい心を刺激するツールを用意しました!
「興味喚起する動画」と「読書シート」です!
◆「ハチごはん」をオススメする動画
この動画は、お子さんに直接見てもらい、「この本を読んで見ようかな?」と思ってもらうために作成しました。本のあらすじはほとんど解説しておりませんので、動画を見たからといって本を読まなくて良いにはならないようにしています。この動画を見ることで、この本を読んで見よう!と思うお子さんが一人でも増えることを願っています。
◆読書シート
読書をするにあたって、この本にはどんなことが書いてあるのだろう?と質問を持つと、読み進められることが多いです。そこでこの「ハチごはん」を読むにあたって、お子さんが興味を持つように質問を並べたワークシートを作成しました。
ハチごはん ワークシート
このワークシートを本を読む前にお子さんに渡して頂いて、先にこの質問を読んでから読書をするように伝えてみてください。ただ漠然と読み始めるより、本の内容に入り込んで読むことが出来ます。
ただ、注意点として読むことを優先するため、この質問に対する答えは用意しておりません。答えを用意すると、その質問に対してお子さんが出した答えが合っている、合っていないに捕らわれてしまい、本来の目的である「読書を楽しむ」から離れていってしまうからです。質問に対してお子さんそれぞれの答えが出ていれば、それで充分だと私は思います。
読書がある生活はお子さんの人生を豊かにします。
本があまり好きではないお子さんも、今回の読書感想文の読書をきっかけに、少しでも本が好きになり、読書を楽しめるようになってくれることを切に願います。
◆◆◆お知らせ◆◆◆
8月に読書感想文を書く講座を開催します!
「本を読むところから」の講座と、「本は読んだけれど感想文を書くのが苦手なお子さん向け」講座の2つをご用意しています。
お子さんに読書感想文が書ける夏を過ごしてもらいたい方は是非♪
詳しい容はこちら