女優の中谷美紀さんが、映画の裏話を書いている本がある、と聴いて、
読んでみることにしました。
どの映画かというと、コチラ!
「嫌われ松子の一生」です。
2006年に公開された映画です。
今ならAmazonのプライム会員の方は、プライムピデオで無料で見られます。
私はあまり映画を見ないので、こちらの映画を全く知りませんでした。
本を先に読むよりは、映画を先に見たほうが良いだろう、と思い、早速映画を見てみることに。
ん~、ちょっと身につまされる内容・・・
その場をなんとかするために、嘘をついたところから始まる女性の人生の転落物語。
悪い方、悪い方へと落ちていきます。
あの最後も・・・
一見暗い話なのに、あまり悲壮感がないのは、映画の作り方に寄るからなのだと感じました。
もう一度見たいか、というと、もういいです。
見ていて辛い。
そんな気持ちを抱えたまま、中谷さんのご本を読んでみました。
「嫌われ松子の一年」
読んでみて感じたのが、
想像以上に過酷な女優さんのお仕事ぶり!
でした。
私は映画は通しで撮影しているのかと思っていたのですが、毎日毎日、それこそ、一日の中でも全く違う場面ごとに撮るのですね。
監督に暴言をはかれ、雨のシーンではずぶぬれになりながら何度も何度も同じシーンを撮影し、特殊メイクで肌荒れをし、冷たいお弁当を食べ、夜中まで撮影したと思ったら、翌日朝5時からまた撮影・・・
こんなに大変だとは思いませんでした。
ファッション雑誌で見る女優さんは、いつもお綺麗でキラキラしているのですが、実際のお仕事はそれとは遠いところにあることを知りました。
こんなに大変なのですね・・・
私には勤まりそうにありません。。。
これからドラマや映画を見るときは、見方が変わりそうです。
芸能界に憧れる女の子は、この本を読むと良いかもしれません。
ただ、映画に興味を持ってしまうと、PG12の指定が付いている映画なので、中学生以上の子に良いのかな。
映画が具体的にどう撮られていて、女優さんはどうお仕事をしているのか、映画の裏側を知りたい方にはオススメの本です。