子どもの気持ちにそっと寄り添ってくれる本

本の処方箋、今日の一冊は

子どもの心にそっと寄り添ってくれる本

です！

小学生も高学年になってくると、学校で色んなことが起こります。
小さい時は、子どもが自分から「こういう事が学校であった」と言ってくることが多いのですが、大きくなるにつれて、あまり親に話をしなくなってきます。

子どもの様子から、「何かあったんだろうな？」と感じて、子どもに聞いてみても、
「別に」とか「なんでもないよ」と言われると、それ以上聞きづらくなります。

何かあった時に、子どもの心にそっと寄り添ってくれる本があると、どんなに気持ちが救われることでしょう。

寄り添ってくれる本とは、

ひきたよしあきさんの「大勢の中のあなたへ」 です。

この本は、博報堂スピーチライターであるひきたさんが朝日小学生新聞で担当されていたコラムをまとめたものです。

「新しい学年で学び始めたあなたへ」から始まり、「コラムを卒業するあなたへ」まで、全ての話が「あなたへ」向けた内容になっています。「言いたいことが言えないあなたへ」のような悩みについてアドバイスしてくれる話だったり、「テストが苦手なあなたへ」のように勉強や考え方のコツを教えてくれる話だったり、ひきたさんの温かい言葉でやさしく語りかけてくれています。

この本には続きがあり、

「大勢の中のあなたへ２」

こちらも前作に続き、子どもに寄り添う内容となっています。１冊目の本よりも、より踏み込んだ内容となっています。

もし、お子さんが何か悩んでいる様子があれば、そっとこちらの本を机の上に置いておかれると良いかもしれません。

小学生のお子さんだけでなく、中学以上の思春期のお子さんをお持ちの方にも、オススメする１冊です。

もちろん、「今は大人になっているあなた」にも、語りかけてくれる内容ですので、「大人のあなた」にもオススメの本です！